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自民党苦悩 反執行部キーマン3人の行動パターンは…(産経新聞)

 「覚悟は完全にできている。私自身が表に出なくてもいい。自分は裏方、捨て石でいい。接着剤、坂本龍馬をやりたい」

 執行部批判が相次ぐ自民党内で、今度は元総務相、鳩山邦夫(61)が14日、フジテレビ「新報道2001」で、新党旗揚げへの強い意欲を表明した。

 「自然との共生」を旗印とする「環境新党」の結成を夢見てきた鳩山ではあるが、番組では「環境新党は、はるか先の話になっちゃった」と、今回の新党はきわめて現実的なものであることを強調した。しかも、連携の相手として元財務相、与謝野馨(71)と前厚生労働相、舛添要一(61)の名を挙げ「本気度」もみせた。

■新党辞さず

 鳩山と与謝野は急接近している。

 鳩山は、与謝野が衆院予算委員会で首相の兄、鳩山由紀夫に「平成の脱税王」などと攻撃した2月12日の前後数回、与謝野事務所を訪ねていた。そのころから鳩山は、民主でも自民でもない「第3の党」を模索し、複数の自民党議員らとの接触を試みてきた。与謝野もその一人だった。

 「野党議員たる姿」を見せるため、由紀夫の政治とカネの問題をめぐる核心の情報の提供を求める与謝野に、鳩山は自らも傷つきかねない問題にもかかわらず協力した。与謝野と向き合ってつついた同事務所近くのトンカツ屋の弁当が好物になるという「おまけ」もついた。

 与謝野も、2月19日昼、側近の幹事長代理、園田博之(68)とともに、鳩山を紀尾井町の中国料理店に招待し、「失望した」と2日前の党首討論での総裁、谷垣禎一への感想を述べると、3人は一気に新党話で盛り上がり、今後も定期的に意見交換することで一致した。与謝野は周辺に「鳩山はわれわれの仲間だ」と語っている。

 「新党」について本格的に言及したのは与謝野が先だった。

 「執行部を交代させて新生自民党を立ち上げるのか、新党という旗を掲げて新しいパラダイムを求めていくか、時間は差し迫っており、私が決断を下す時期はそう遠くはないだろう」

 10日発売の「文芸春秋」4月号の論文で与謝野はこう記し、自らを鳩山と同様に「捨て石」と表現した。

 論文の発表に、自民党内では「与謝野氏は頭がよいから、すぐ『選挙が戦えない』と思い詰める。展望がある感じはない」(閣僚経験者)と冷ややかだ。

 与謝野は文芸春秋の発売後、表での発言を控えるようになった。「執行部がどう動くかを見極めたいからだ」(周辺)という。その間も与謝野と鳩山は11日、極秘に会談した。

■静観貫く

 「今は予算委で忙しいから…。これが終わってからじゃないと動けない」

 舛添は現在、参院予算委員会の自民党筆頭理事の仕事に「全力投球」したいと強調している。

 「『自民党』という名前は古い」「党内の賢明な政治家が、谷垣氏に辞任を促す方向になるだろう」などと、執行部批判や新党を積極的に発信してきたのは、与謝野よりも舛添だった。

 昨年末、落選議員らを対象にした「舛添政治カレッジ」を立ち上げた。2月17日には元総務相、菅義偉らと「経済戦略研究会」を発足させ、会長についた。党内での基盤づくりとの見方がもっぱらだ。

 13日には、テレビ番組で「社長を代えないで専務、部長を代える人事はあり得ない。責任を取るというのはそういうことだ」と谷垣執行部の一新を求めた。

 しかし、「私とどっちが先に新党を作って飛び出すかというと、与謝野氏が先の勢いだ。私は新党から党内改革まであらゆる可能性がある」とも述べ、行動は慎重にする考えをみせた。

 各世論調査で「次期首相候補」の最有力にあがる舛添の行動が慎重な理由について、ある党中堅はこう説明する。

 「舛添は小泉純一郎のようにはいかない。小泉が首相になれたのは、当時は党内で一番人気だった田中真紀子が『小泉を担ぐ』と言ったからだ。党内で汗をかいたことがない舛添を担ぐという声は、今も聞こえてこない」と説明する。

 鳩山は14日の番組で、新党の顔として最適だと、舛添に秋波を送った。一方で「舛添さんを引き入れたい思いが強くある」と、連携はかならずしも順調でないことをにおわせた。

 参院予算委で審議中の平成22年度予算案は今月下旬には成立する。舛添はその後、何に「全力投球」していくのか。(敬称略)

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